林道用として出来上がったCLですが、リアサスをYSSハイブリッドに交換しダートを走ってみると突き上げが酷くダメダメだったので、スイングアーム&リアサスのピボットベアリング化を施してみました。

まずはYSSサスのピボットベアリングから

DSC_1010

ベアリングを入れるのは下部分だけなので、下部分のゴムブッシュをプレスで撤去

DSC_1011

でベアリングを入れようと思ったら・・・

DSC_1043

ピボット部がテーパーになっていて(ゴムブッシュが容易に抜けない様になってる)そのままでは入らず

確か武川ビレッドサスでは削らなくても入ったとの情報でした?

で実際5号機用の武サスを見てみると、ゴムブッシュの外側に鉄製のブッシュが付いていてゴムブッシュ自体が圧入になっている構造でした

ああ~それだば径さえ合えばそのままベアリングを圧入出来るって事だったんだすな~

げっ!それだとこのYSSサスにはベアリングが取り付けられないって事か~~

参ったな~こりゃ~~

がしかし、ここで諦めないのがわだくし(笑)

径が合わないのなら削れば良し

まあアルミだがら簡単だべ~と軽く考えていたらば・・・

アルミでは無く鉄でした

鉄が~~固いんだよな~

まあしょうがないので

地道に削りましょう(リューターで)

DSC_1012

そして地道に削る事2時間(1本分)

DSC_1014

やっとここまで入りますた

DSC_1013

もう1本は要領を掴んだらしく1時間で終了(笑)

DSC_1015

ちなみに片方はベアリング入り、もう片方はゴムブッシュのままで取り付けてシートに跨り動きを見てみましたが、ベアリング入りの方は回転する動きを見せるのに対し、ゴムブッシュの方は回転する動きはありませんでした

おお~これは効果が期待出来ますな~~

はい!お次はスイングアームピボットベアリング化

5号7号で絶大な効果を発揮していたのでこちらも期待大です 

で早速師匠の所で作業すべく

DSC_1010

トランポして秋田へ(今時期朝晩は気温が低いのでグリップヒーターもレッグシールドも無いCLでは自走は厳しいと判断)

DSC_1012
 
到着し早速作業開始 

スイングアームのブッシュを専用工具で撤去

DSC_1013
 
このベアリングを専用工具で圧入

DSC_1014
 
シール、カラーを入れて完了(簡単に見えますが結構面倒くせ~んだすよこれが)

でスイングアームを車体に取り付けシートに跨ってみると、すばらしく動きが良い事

それじゃ~効果を確かめるべく、愛車整備中のTaguyaさんば無理無理誘って

DSC_1015
 
近場の林道へ試乗へ(笑)

Taguya山号は最近エンジンを組んだとの事だったんですが、組間違いがあったのかキックが下りない現象で出動出来ないって事だったので、それだば林道に適したクロスカブでって事になり(ノーマルタイヤ)悪戦苦闘した事は内緒だす(良いぞ~)

この時のTaguya氏の名言

「タイヤでこれだけ変わるんだすな~」

さすがにノーマルタイヤでドロドロ道は体重を生かしてもダメダメだった事も秘密って事で(重笑)

話が逸れましたが

ベアリング効果は

すばらすいの一言 

動きの悪い安サスが

高級サスの様に動きが良くなり、ダートも気持ち良く走れる様になりました (個人的見解です)

これであの林道も制覇出来るんではないでしょうかね~~~ 

いや~~楽しみだ