昨日の夜、偽マンダー号オーナーの後輩が遊びに来ました。

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2年程前?に爺さんの形見として頂いたカスタム50を惜しげもなくこのカラーに変更したのは良いのですが、後輩は乗る事も無くファクトリーに1年も寝かせており、自分の部品取り車となっていました(爆)

その後輩が少しやる気を見せたのか、偽マンダー号を車庫から引っ張り出してエンジンを掛けてみるとの事

このエンジン中華製の1〇0ccでセル付きなのですが、初始動の時から調子が悪くセルが廻りにくく、ある日セルで始動すると???セルが廻らず何したんだべな~と色々と確認してると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リアBOXから煙がその後直すのが嫌だったので放置していました(笑)

実は偽マンダー号点火方式がバッテリー点火の為、全波整流化しておりオーナーの希望によりHIDライトを装着しております。
(乗らね~くせに贅沢な野郎なんですよ~

で、超面倒くせ~思いをして何とか取り付けた訳なんですが、カブの小さいバッテリーでは心もとないので、大型バイク用のバッテリーをリアBOXに積んでおり、セルの電源のそこから配給しているのです

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リアBOXの中です↑

話がそれましたが、煙はここのバッテリー付近から発生し良く見てないのでわかりませんが、おそらくセルに通じる配線が負荷が掛かった事により焼けたのではないかと

ここの修理は後日行う?との事でとりあえずエンジンを始動してみる事に

このエンジンデコンプ機構が無く排気量も大きい??のでとにかくキックが重く、キックする事20回程で何とかエンジン始動

暖機の為アイドリングで放置してると・・・プスっとエンジン停止

も一度キック始動するも・・・掛からなくなり

プラグやキャブ等点検し、仮にSJを43にしてキックしてみると・・・一発で始動

またアイドリングで放置してると、また5分位で停止??

ジェット類にゴミが詰まったのか??と思い一度ばらして清掃

でまたキック一発で始動少し放置してエアースクリューを調整してるとまた停止???

もう一回始動して、車体を斜めにすると・・・またまた停止???

またキックで始動しようとするも・・・100回??キックしても始動しなくなりました(謎)

プラグを外してみてみると・・・キック100発しているにも関わらず(笑)
乾いています

え~ガソリン来てない??でフロートのガソリンを抜いて見ると・・・少ない感じ???

またフロート周りを点検してみると、フロートの動きがおかしい感じ

偽マンダー号のキャブは、PWK28でフロートカバーを外すのにかなりコツがあり仕組みを理解しないと中々外せないんですよ~

カバーを外し良く見ると・・・オーバーフローパイプとフロートが干渉してフロートの下がりが悪くガソリンが減っても供給出来くなっていました

早速、オーバーフローパイプをフロートに干渉しない様、適当に曲げフロートの動きを確認すると良い感じになったので、組み込んでエンジン始動すると・・・今度は停止する事も無く、また車体を斜めにしても大丈夫になりましたよ

要はフロートが下がらなくなりガソリン供給が出来ず、スロージェットからガソリンが吸えなくなりエンジン停止となっていた訳です(汗)

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このPWK28キャブのフロートカバー・・・無理やり取ってしまうとオーバーフローパイプが曲がってこの様な結果になりますので、使用してる方は要注意っすね~

ってか・・・もうちょっと簡単に外せる様に作れなかったんですかね~
ケ〇ヒ〇さん

で、無事エンジン始動した偽マンダー号のオーナーがまた面倒くせ~事を
やっぱりセルで始動させたいとの事
セルの配線を引き直しして・・・考えただけで超面倒でやりたくね~

乗りもしね~んだから別に直さんたって良いんでね~の・・・このまま自分の部品取り車として朽ちて行くのが運命なのだよ
キミのマシンはね~(核爆)

いっその事中華エンジンやめて純正エンジン弄ったら~

ってか・・・中華エンジンを勧めたのは自分ですがね~(鬼)